卓球日本女子47年ぶり世界一逃す

卓球・世界選手権団体戦第7日 ( 2018年5月5日 スウェーデン・ハルムスタード )女子決勝で日本は中国に1―3で敗戦。第1試合で伊藤美誠スターツSC)が劇的な逆転勝利を収めたが、71年名古屋大会以来となる47年ぶりの金メダル獲得を逃した。

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午後9時半からテレビの前に釘付けとなった。

日本女子、中国に敗れ銀 47年ぶり偉業届かず 

伊藤美誠選手は涙の大逆転勝利を果たしてくれたが

女子決勝で日本は中国に1―3で敗戦。

第1試合で伊藤美誠スターツSC)が劇的な逆転勝利を収めたが、

71年名古屋大会以来となる47年ぶりの金メダル獲得を逃した。

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 第1試合に登場した伊藤選手は、劉詩ブンとフルゲームの熱戦を展開。

第5ゲームは先にマッチポイントを握られたが、

そこから怒とうの4連続ポイントで12―10と逆転。

崖っぷちからの劇的な逆転勝利に伊藤選手は思わず涙を流した。

しかし、ここから王者・中国が本領を発揮。

第2試合で平野美宇選手(日本生命)がリオ五輪金メダルの丁寧に、

第3試合で石川佳純選手(全農)が世界ランク2位の朱雨玲にストレートで敗れた。

 後がなくなった日本は、第4試合で平野選手が劉詩ブンと対戦。

第5試合の伊藤選手へ望みをつなぎたかったが0―3で敗れた。


一連の報道を見ていて、日本女子に卓球世界選手権で47年ぶりの世界一を謳いすぎる。

彼女達があまりにも気の毒だと思った。

メディアにとっては、視聴率を取ることつまり売り上げを上げることなのだろうが

47年ぶりの世界一と言えば、

日本国民は喜んでチャンネルを卓球世界選手権放送の局に回す

いつの間にか、私たち日本人は「皆が見ている卓球日本の47年ぶりの世界一」

自然に反応するのである。私たちは洗脳されてきているのであろう。

 

しかし、メディアはあまりにも度が過ぎる。

平野美宇選手のプレーよりも

応援席にいるお母さんの祈る姿をクローズアップして

全国に報道している

一度か二度のクローズアップがあっても許容の範囲であるが

繰り返し繰り返しそのシーンをTVカメラを通おして全国に報道した

 

メディア資本主義、メディアの売り上げ主義の嫌らしさ

感じずにはいられない。

 

メディアは、売れるものなら、視聴率が取れるものならと

日常的にスクープ合戦を繰り広げ

ある時は政治家が、ある時は芸能人が、ある時はスポーツ選手が、

そして、中学生棋士が、また、研究者や弁護士がその餌食となっているのである。

メディアに群がって生活する者達の為にいかに多くの人々がその犠牲になってきたことか。

そして、ある時は政治をゆがめ、日本の独立国としての進路さえも阻む。

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