文科省「不正検定」を正す会の記者会見が開かれた。
この調査官から多くの指摘があったが、その事例の一つに次のようなものがある。
「週刊アサヒ芸能には「北朝鮮スパイリストに文科省調査官の衝撃真相」と言う驚くべき記事が掲載されました。もとより真偽のほどは不明でありますが、もしこれが真実であるなら、教科書検定で自由社の「新しい歴史教科書」を一発不合格にした教科書調査官であることは疑う余地がありません。
このスパイ容疑の有る無しに関わらず検定は不正であるとして新しい歴史教科書の応援団として「不正検定を正す会が発足し、意見広告には1600人の方々がご参加され、7月30日の文部科学省の記者クラブにおいて真相究明を強く求められました。
加瀬英明先生(外交評論家)
理不尽な検定が行われたことを受けて、検定調査官主任:中前吾郎氏は怪しげな人物であると言う事を申し上げました。2000年に初期毛沢東の思想/-「世界苦」脱出のロマンティズムティズム-を発表し毛沢東思想を礼賛している人物です。
1950年代大手新聞社、読売新聞社、朝日新聞社はこぞって共産中国を称賛していた。この頃でしたらこのような本を書く人もいたとしても驚きませんが、毛沢東と言えば今、中国、北朝鮮を除いた世界では大躍進運動、プロレタリア大革命等によって少なくとも3000万人、多くて5000万人以上を殺した。戦争を除いて3000万人以上5000万人を殺した近代史における最大の暴君として定説になっています。
紀元2000年になって毛沢東思想をロマンだと言うのは私はおかしいのではないか、この人はおかしいのではないかと思います。5月25日の記者会見の時に記者の皆様に申し上げました。
考えてみれば金日正思想を人類から救うロマンとか、ポルポト思想を人類を幸せにする思想とかロマンとか言う本と全く変わりない本を中前吾郎氏は紀元2000年に書いている。私は中国の工作員かなーって頭の中で考えてしまいましたけども、先週発売になりました徳間書店のアサヒ芸能によりますと北朝鮮から韓国に入った脱北者が、北朝鮮の任務をもつ日本における工作員の名簿を持ってきた。これを韓国の国家情報院(改称・安保情報院)に渡して、韓国の公安からアメリカのCIAと情報交換を行う協定があると言う事で、CIAに渡したものが日本の警察、公安調査庁の担当者に伝わったと言う事ですがこの真偽はよく分かりません。
しかし、週刊誌が大きくスクープとして取り上げて、この中前さんにもインタビューを申込んだけれども全く答えがない。今朝の産経新聞は昨日の記者会見を取り上げておりますが、産経新聞社としても中前氏が非常勤講師として勤めている大学を通じて会いたいと申入れたけれども全く返事がない。
週刊アサヒ芸能の報じた内容が事実であるかどうか私たちは判然としていません。
しかし、何故、中前氏が反応しないのか、潔癖であるのであれば反論をする、徳間書店を名誉棄損で訴える事を全くしないというのは、全く理解に苦しむところです。
週刊アサヒ芸能が報じたことは多くの国民に深い不安感を与えている。そしてまた北朝鮮と言いますと100人以上の日本国民を本土から拉致をしていった。その国の工作員を文科省の中枢にいる調査官の主任が工作員であるということは、私は日本国民に深い不安感を与えているものだと思います。
国会は休会中ですが9月から国会が開かれますので、国会で質問することになる。ですから国民の深い不安感をぬぐうためにも文科省としても一日も早く文科省がどのように対応していくのか、それから中前氏が潔白であるとするなら、自ら出てきて堂々と週刊アサヒ芸能はけしからんと記者会見して身の潔白を明らかにすればいい。
これが国会で取り上げられますと国際的にも報道されて、アメリカはすぐ日本が手を結んでいる自由諸国から日本が不信感をかうと言う事になります。日本の国際的立場、全く望ましくない事になってしまいます。是非、皆様からも中前氏に会見、インタビューを申込んでみてもらいたいと思います。
一体、文科省はどのように対応するつもりなのか問い正してもらいたいと思います。
と語られ、出席した記者団に呼びかけられました。
以下が中前氏の略歴=この略歴で9・3民間の記載に疑念があると指摘されています。
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