現在、節約型の暮らしに徹しています。
今風に言うとミニマニストということなのでしょう。
このような暮らしで、大切なことは必要なものを安く買うことです。
そこで、楽天市場、amazonやヤフオク、メルカリで価格を比べ
欲しい商品をお値打ち価格で探すことです。少し手間は掛かりますが欠かすことはできない節約術です。
EC市場は堅調に伸びている
コロナウィルス下における、移動の制限によって一層ネットショップやフリマアプリやオークション等からの商品購入は増えています。
最近の調査の結果でも E コマースによる商品販売実績が対前年比7%増加しているといいます。
経済産業省の調査結果にある海外のEC化率と比べると、アメリカのEC化率は約10%、中国では約35%を超えており、日本でのECの普及は遅れているのが現状ですが、全産業においてEC市場は伸び続け市場規模は19兆3,609億円、EC化率は6.76%で市場規模が対前年比7.65%増になったとの記事もありました。
消費税増税の影響により2019年度における日本の実質GDP成長率がわずか0.9%だったにも関わらず、ECの市場規模は前年より約1.4兆円も伸びていることから、EC市場は堅調に伸びているようです。
そして、2020年度は新型コロナウイルスの流行により、巣ごもり消費や、店員との接触を避けた買い物の需要が急激に増えたため、EC化率が急激に高まることは間違いありません。
ヤフオク利用のメリット
話を戻しますと
最初にヤフオクには次のようなメリットがあることにも触れておきます。
1. 必要なものが安価に手に入る
2. 一週間以内に届く(海外発送は除く)
3. 購入しようとする商品の出品者の評価を確認できる
ヤフオクの利用において注意する点
今日取り上げたかったのはヤフオクの利用において注意する点です。
それは、善意の購入者/落札者にマイナス評価が付く場合があると言うことです。言い換えると悪意が無いにも関わらず購入者としてヤフオクからマイナスの評価を付けられるケースが存在することです。
それは、どのような時に起こるかについて私の経験を踏まえて説明していきます。
3月10日頃に電動ノコギリが欲しいと早速、ヤフオクで検索してみました、すると使用する用途にぴったりの電気ノコギリが見つかりました。
▶ A出品者は、1円スタートのオークション形式で「電動ノコギリ」を出品していました。
▶ B出品者は、1,900円スタートのオークション形式で他メーカーの「電動ノコギリ」を出品していました。
反射的に1円の応札をして様子を見ていました。
ヤフオクに不慣れな私は1円スタートの商品に応札し、1900円のB出品者の電気のこぎりはウォッチリストにあげただけで入札には参加をしませんでした。
オークション締切り時間に私以外の応札者が無く、私が落札者となりました。
どうしてこのんなに安い商品に入札が無かったのか少し気になりました。
落札後、出品ページを注意深く見直してみると、商品の送料について明示されていなかったのです。
落札者負担ということは承知はしていましたが、落札後でしか送料の金額が表示されないつまり明らかになっていなかった点です。
出品者に早く連絡してもらいたいとメッセージを送ったものの、一向に連絡が入らず日が過ぎていきました。
その送料が心配でヤキモキしていました。
出品者に対して「送料が高すぎた場合はキャンセルさせて頂きます」と送りました。
極端な言い方をすれば1円で落札できた電気のこぎりが、送料か5000円とか1万円であれば安い買い物にはならないからです。
それよりも、1,900円スタートのオークッションで送料が全国一律3,000円の「電気ノコギリ」を落札した方が良かったことになります。
透明性のある出品者の送料表示は次の画像の通りです。
1円落札はしたものの送料が8,780円
とても注意深くその送料の連絡を待っていました。
すると驚いたことに商品の送料が8,780円という連絡が入ってきました。
これでは1円落札はしたものの送料が8,780円
の電気ノコギリを買うことになる詐欺の様な販売手法です。
その後、出品ページから商品画像が消されていました。
ここで学んだことは1円オークションでスタートしていても、決して送料の明確な表示のない出品者の商品には、手を出してはいけないと言うことです。
応札しない方が良いということがわかります。
このA出品者の、出品商品一覧を見ますと全て1円の値段がついています、送料についてはやはり明示せず落札後ご連絡しますという手法をとっていました。
この出品者の出品商品一覧はすべて1円の値段からオークションをスタートさせており、どうも送料8700円を落札者に請求するという、悪質な出品方法をとっているようです。
この出品者は、出品者の住所が長崎県(※3)
であるにもかかわらず、出品地域が沖縄県(※1)になっている点も不可解です。
ここで取り上げたいのは落札したものの8,700円の送料が請求されるのであれば支払いをキャンセルして商品を買わないという選択が出来ます。
しかし、ヤフオクのシステムではこのような善意の落札者が悪質な出品者によって評価が下がるとケースがあることを指摘したいと思います。
つまり善意の落札者が、出品者の送料を最後まで表示せず、最後の最後に高値の送料を設定しても、キャンセルすると落札者の評価が低くなる仕組みなのです。この出品者は有ろうことに※2の部分で
■暴言・誹謗中傷的な言葉を使った場合、許可なく「お客様キャンセル」させて頂きます。(その際は、悪い評価が2つきます)と謳っている確信犯ですね。
【確信犯】悪いことだとわかっていながら行われた犯罪や行為。また、その行為を行った人。
落札者の評価を下げ無いなどの対策も必要では
つまり、
現在のヤフオクの仕組みでは善意の落札者であっても詐欺的出品方法に遭遇してしまったらマイナスの評価がつくという欠点があります。
1円スタートの出品者で送料が一般的な値段よりも高く設定されている場合にキャンセルをした場合には落札者の評価を下げ無いなどの対策も必要ではないでしょうか?
ヤフオクもこの仕組みをこれまで維持してきたから今更変更はできないと言うことなのでしょうか?
こうなるとヤフオクに参加する場合、1円スタートの出品者で送料を明示していない出品者は敬遠していくという安全策を取らなければなりませんね。
ヤフオクに初めてチャレンジする購入者にとってはとても辛いオークションとなります。
もう懲り懲りとヤフオクを使うのを止める人もいるかもしれません。
この辺の改善をしていただけたら、もっと安心してヤフオクを活用できるのではないでしょうか。
出品者に責任があるのか、落札者に責任があるのか、いずれにしてもヤフオクでは落札したものが、支払い期日に支払いをしなければ落札者にマイナス評価がつけられ、落札後に高額な送料を請求した出品者には何のペナルティーも付かないことに不合理な一面がることを知っておいてください。
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