今日の朝から、TVのモーニングショーでは、加山雄三さんの所有する光進丸の火災と、ビートたけしさんが所属事務所から独立することを取り上げる報道。
何れも、苦労して稼いだお金を注ぎ込んできた「クルーザー」「自らの名前を冠した事務所」を、失ったり、手放さなければならなっかったり。
どんなに有名でも、お金持ちでも必ず手に入れたものを失う時が来ると言うことを教えられている様な気がした。
有名人だけあってここまで来るには人並外れた努力と才能が有ったからであろうが、
それゆえの虚しさも感じる。
全ての人はこの世のわかれに際しては、当然のように手放さなければならない。
なのに人は、
いつも、何かに夢中でなければ生きていけない
夢中で何かにとりつかれて生きているかのように
サラリーマンも同じであろう
毎日営業成績や、企画書の出来不出来を常にチェックされて
取りつかれたように誰かと競っている
そして気が付けば、60歳を到に越しているのである。
全て失っていくのである。
時間をかっけて、空間を移動して、命をすりっ減らしながら
一体何を得ようとしているのであろうか?
ふと立ち止まり、振り返り考えてみるのもよかろうと思う。
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