日本のメディアは信じられない

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日本のメディアは、本当に私たちの味方?〜ジャニーズ問題から考える報道のあり方〜

皆さんは、日々目にするニュースや情報に、どれくらい疑問を持ったことがありますか? 「テレビや新聞で言っていることだから、きっと正しいだろう」そう思って、私たちはこれまで多くの情報を受け取ってきたのではないでしょうか。しかし、最近の一連の出来事を見ていると、日本のメディアの報道姿勢について、改めて考えさせられることが増えました。


ジャニーズ問題が浮き彫りにした「見て見ぬふり」

記憶に新しいのが、ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川氏による性加害問題です。この問題は、長年にわたり多くの被害者が声を上げていたにもかかわらず、日本の大手メディアがなかなか報じてこなかったという点で、大きな波紋を呼びました。

もちろん、個々の証言は非常に多岐にわたり、その詳細を把握することは容易ではありません。しかし、共通する証言も多く、未成年のジャニーズJr.が社長の自宅に宿泊するという、一般的には考えられないような状況が常態化していたことは、イギリスの公共放送BBCが2023年3月に報じたことで、ようやく広く知られることとなりました。

この事実を知って、多くの方が「なぜ日本のメディアは、これまでこの問題を報じてこなかったのだろう?」と感じたのではないでしょうか。知らなかったでは説明がつかない、というのが正直なところでしょう。もしかしたら、テレビ局にとって大きな収入源となるスポンサーからの広告収入や、ジャニーズタレントの出演による視聴率を気にしすぎるあまり、真実を報じることを避けてきたのではないか? そう疑いの目を向けてしまうのも無理はありません。そして、その結果として、多くの被害者が生まれ続けてしまったという事実は、決して見過ごすことはできません。


私たちは何を信じればいいのか?

このような状況を見ると、「もう日本のメディアは死んでいる」とまで言う人もいます。真実の報道からかけ離れ、時には特定の情報源からのリークに安易に飛びつき、それをあたかも真実であるかのように報じるメディアの姿に、私たちもそろそろうんざりしているのではないでしょうか。

戦後78年、私たちは日本のメディアの報道を鵜呑みにして、時に騙されてきたと言っても過言ではありません。しかし、そろそろ私たち一人ひとりが、受け取る情報をそのまま信じるのではなく、**「これは本当なのだろうか?」「他の視点はないのだろうか?」**と立ち止まって考える時が来たのではないでしょうか。

もちろん、すべてのメディアがそうだとは限りませんし、地道に真実を追求し、報じようと努力している記者の方々もたくさんいらっしゃいます。しかし、私たち視聴者や読者も、情報の受け手としてより賢くなる必要があります。多様な情報源に触れ、時には異なる意見にも耳を傾け、自分自身で判断する力を養うこと。それが、今の時代に求められているのではないでしょうか。


あなたはどう思いますか?

今回のジャニーズ問題は、日本のメディアが抱える根深い問題を私たちに突きつけました。私たちはこれから、どのような情報と向き合い、どのようなメディアを信頼していくべきなのでしょうか。

ぜひ皆さんのご意見も聞かせてください。

通称テレビ局名正式テレビ局名称
日本テレビ(日テレ)
テレビ朝日
TBSテレビ(TBS)
フジテレビ(フジ)
日本テレビ放送網株式会社
株式会社テレビ朝日
株式会社TBSテレビ
株式会社フジテレビジョン

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