孔子に学ぶ

孔子の言葉に「三十にして立つ、四十にして惑わず」という言葉があります。

30歳で立つ、40代に入ることで、惑わなくなると言うのですが、

果たして皆さんはいかがでしたか。

会社に入って3年も経てば世の中のことが大体わかってきます。

30歳になったら大きな仕事を任されるようになり35歳になったら、

会社で役員や部長の仕事をこなすことができる方もでてきます。

イギリスのブレア元首相は43歳の時に首相に就任しました。

35歳と8歳しか違わないんです。

それが30代のときの経験が大きかったからでしょう。

40代はとても大切な時期です。

次に、リーダーが知っておくべき論語の言葉に、 「君子の道は、

己を行うや恭、上に事つかうるや敬、民を養うや恵、民を使うや義」と言う

言葉があります。

 つまり、「己を行うや恭」とは、己の行動は慎み深く。「上に事うるや敬」は、

目上の人には敬意を払いなさいということです。「民を養うや恵」の民とは、

会社で考えると社員。社員に対しては情けを深くし優しくということ。

先ほど述べた「民を使うや義」を合わせて考えると、自分で行動場合は慎み深く、

上に対しては敬意を持ち、社員に対しては丁寧で優しく接し、

部下を使うときには筋を通しなさいと言う教えです。

孔子はそれぞれの人を認めて、筋の通った優しい心で付き合えば

組織はうまく機能していくと言っているのだと解釈できます。

私が一番好きなのは「学びて思わざれば則ち罔し、

思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し」という言葉です。

知識を得るだけだと何の役に立ちません。 「思わざれば」とは、

得た知識を、実際の事柄に置き換えていくことだと思うんです。

知識だけを詰め込む人は、実践では役に立たないことが多いのです。

また、「思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し」というのは、

知識がなく自分の頭だけで考えていては危ういということです。

さまざまな知識を身に着け思考の引き出しを増やしておくことも大切です。

適度に学び、適度に覚えることが必要だと思っています。

(佐々木常夫オフィシャルWEBサイトから引用)

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